近大生の”乗り遅れの不安”を解消!学生団体が交通情報サイネージ『もう遅れないモン』を開発、情報学部E館に設置

news

学生有志による学生団体「ローカルハウス」は、自分たちが日常の通学で感じていた不便を解消するため、キャンパス周辺の公共交通機関の運行情報をリアルタイムで一覧表示するデジタルサイネージ『もう遅れないモン』を開発し、近畿大学情報学部E館エントランスにて公開しました。学生ならではの視点で「本当に欲しかった機能」を形にし、多くの学生や教職員のスムーズな移動を支援します。

(近畿大学情報学部 E館エントランスに設置された『もう遅れないモン』)

開発の背景:すべては「面倒くさい」「乗り遅れたくない」から始まった

近畿大学東大阪キャンパスに通う学生の多くは、複数の鉄道やバスを乗り継いで通学しています。開発メンバー自身も、「次の電車まであと何分?」「バスは遅れてない?」「どのアプリを見ればいいんだっけ…」といった日々のわずらわしさや、乗り遅れの不安を常に感じていました。

「それなら、自分たちで全部まとめて見られるものを作ってしまおう」。

『もう遅れないモン』は、そんな当事者としてのリアルな課題意識から生まれたプロジェクトです。情報学部で学ぶ知識と技術を活かし、「自分たちの課題は、自分たちの手で解決する」を合言葉に開発をスタートしました。

交通情報サイネージ『もう遅れないモン』の主な特長

  1. “本当に知りたい”情報だけを集約:キャンパス最寄りの鉄道駅(八戸ノ里駅、長瀬駅、JR俊徳道駅)と近鉄バスの情報を網羅。「次の出発時刻」と「発車までの残り時間」を大きく表示することで、誰もが一目で直感的に状況を把握できる、学生目線のシンプルなデザインを追求しました。
  2. リアルタイム情報で安心:電車の遅延情報も反映されるため、常に最新の運行状況を確認可能。「遅延を知らずに駅で待つ」といった事態を防ぎます。
  3. みんなが見る場所に設置:講義の合間や帰宅時に多くの学生が利用する情報学部E館のエントランスに設置。友人と話しながらでも、自然と運行情報が目に入る最適な場所を選びました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました